ニューカレドニア・天国にいちばん近い島、ウベア島に個人手配で格安で行く方法

今回は、ニューカレドニアの離島で、映画「天国にいちばん近い島」のロケ地、ウベア島に、個人手配で行く方法をご紹介したいと思います。

ウベア島は、ニューカレドニア本島から、国内線の飛行機で45分ほどの所にある、綺麗な絶景ビーチが広がる離島です。

ウベア島の宿泊施設は少なく、ホテルは高級ホテル1軒のみ、そういった事情等から、日帰りツアーで訪れる人も多いようですが、せっかくの絶景ビーチ、数時間しか楽しめないのはもったいない!ということで、個人手配で民宿に数泊して、格安でゆっくりウベア島を満喫する方法をお伝えしましょう。

ウベア島へのアクセス

ニューカレドニア本島からウベア島やイル・デ・パン島等の離島に飛行機で行くには、「エールカレドニー」という国内線の航空会社のホームページで、直接予約するのが一番安いみたいです。

エールカレドニーのHP→ https://www.air-caledonie.nc/en/

本島のヌメアの街から、車で15分位の所に、マジェンタ空港という国内線専用の空港があり、そこからウベア島、イル・デ・パン島等の離島に行けます。

小さな空港で、荷物を預ける所なども手作り感満載です。

案内所もあり、私はイル・デ・パン島に行く時、まだ宿を予約できてなくて、ここで電話で予約してもらえました(英語通じます)

ヌメアから路線バスも出ており、200円ほどで行けます。

※チェックインと荷物を預ける時間が、出発の30分前か何かまでと決まっていて、その時間を過ぎると絶対乗せてくれません。
(荷物を預ける所が閉まっているからと言われ、 荷物を機内に持ち込むこともその時は許されず、 頑強に通してくれませんでした。)

私は、イル・デ・パン島に行く時、出発までだいぶ時間があったため、外に買い物に行き(土地勘の無い場所でこれが間違ってました)意外に遠くまで行ってしまい、道に迷ってしまい、時間に間に合わず、次の便に変更する料金として3,500円位とられました。
要注意です

ヌメアには唯一の安宿、ユースホステルもあり、離島に行くための前泊にはおすすめです。
ユースホステルについては別記事→ https://capybara78.work/noumea-auberge-de-jeunesse/

私の場合、オーストラリアからニューカレドニアに移動した時に降り立った、トントゥータ国際空港から車で10分位の、「Chambre Tontouta la tamoa」というB&B宿に泊まりました。
この宿については別記事→

ウベア島の宿泊施設

ウベア島には、パラディ・ドゥ・ウベアという高級リゾートホテル(1泊2~4万円位。ツアーだと割引があるみたいです)が、ムリ橋等絶景スポットの近くにあります。
「Booking.com」 等の予約サイトで検索しても、これしか出てきませんでした。

「Tripadvisor」 というサイトには、「Beauvoisin」 や 「ココティエ」という民宿が載っていますが、自分の電話番号を入力しないと予約できません(宿の電話番号も載ってません)

私の場合、「Beauvoisin」 という民宿に泊まり、安くて清潔で居心地のいい素敵な宿でしたが、ムリ橋までとても遠いので、おすすめできません。
「Beauvoisin」 については、別記事→ https://capybara78.work/gite-beauvoisin/

ムリ橋まで近い民宿は、「ココティエ」みたいです。
私は観光の時前を通り、徒歩でも行けそうだし、自転車があると尚いいと思います。
ココティエでは、有料でレンタサイクルもあるみたいです。

口コミにはあまりよろしくないことも書かれていますが、ムリ橋まで徒歩圏内の民宿に泊まりたい方は、ご検討を。

今検索すると、 「Tripadvisor」 のサイトに 「Le Banian」 という民宿が載っていて、ウベア島からムリ橋を渡り、ムリ島の真ん中辺りにあるということで、ムリ橋まで徒歩ではきついが、徒歩10分位の所にあるココティエでレンタサイクルを借りられる、とありました。

空港からの送迎も、有料であるみたいです。

この宿は、清潔感等の口コミの点数はいまいちですが、選択肢の一つとなるでしょう。
(けれども、このサイトの口コミはちょっと微妙かも。。
あれだけ不便な 「Beauvoisin」 の「立地」に関する口コミが3点、 「Le Banian」 の立地が2点て、おかしいです。。価格、サービスの点数も低いので、総合的にいまいちな宿だと点も辛くなり、良い宿だと甘くなるのかも)

予約の方法

自分の携帯が海外でも使える人は問題なくサイトで予約できますが、電話がない場合、私がとった方法は、

・本島で宿泊している宿のオーナーさんに頼んで電話で予約してもらう
(ユースホステルでは、やってもらえるかわかりません。。なにしろ安いので。
今だけ電話番号を貸してもらえませんか、と頼むとか。。OKしてもらえるかはわかりません)

・国内線専用のマジェンタ空港の案内所で電話予約してもらう

ただし、ウベア島は宿泊ベッド数が限られていて、満室になる可能性もあり、早めの予約が望ましいので、空港の案内所の場合当日予約になるので、あぶないかもしれません。

(私の時は、5月で国民の祭日でシーズンオフっぽかったためもあり、たまたま空いてて、初日は私とカップル1組のみみたいでした。段々混んできて、最後の晩は満室)

・ヌメアの街の観光案内所(スーパーから海沿いに行った所にあります。近くには広いオープンテラスのレストランがあります)で予約してもらう
という手もあるかもしれません。。

ただ、この方法は私が実際やってみた訳ではないので、やってもらえるかはわかりませんが、この方法が可能なら早めに予約できます。

この案内所は、私が行った時はお昼過ぎに既に閉まっていたので(貼られていた紙を見ると定休日ではなかったですが。。日曜日だったからかもしれません!ヌメアは、日曜日はほとんど全てのお店等が昼までで、昼過ぎたらゴーストタウンと化すそうです。スーパーも昼まででした)早めの時間に行った方がいいかもしれません。

ここでは、宿泊施設(電話番号も載ってそう!)や、レンタカーの情報が載ってるフランス語の冊子をもらえるそうなので、これをゲットしておくことがおすすめだそうです。

電話をかけるには、ヌメアにも公衆電話がありますが。。硬貨ではかけられず、テレフォンカードのようなカードが必要みたいです。
これをどこで買えるのか、わかりませんでしたが、旅行だと全部使い切れないと勿体ないですね。。

宿を電話予約するには、フランス語が必須と思ってましたが、私が泊まった宿はご主人が英語できたので、英語でもなんとかなるかもしれません。
でも、宿によっては、フランス語しか通じない可能性もあります。。

・電話が使える日本にいる間に、サイトで予約するという手もあるかもしれません。。

ウベア島のみどころ

おすすめ順にご紹介します。

ムリ橋

ウベア島南端に位置し、ウベア島とムリ島を結ぶ橋で、世界でも有数の 絶景スポットです。

個人的には、ムリ橋周辺の海は、今まで見た中で一番綺麗でした。

まず、ムリ橋からの絶景を眺めると、ウベア島から見て向かって左側の海は、同じ青でもグラデーションになっていて、手前から濃いコバルトブルー、段々と薄い水色。。と段々と薄い青になっていき、あんな綺麗な海は後にも先にも見たことがありません。
Facebook の写真→ https://www.facebook.com/photo?fbid=2315256758740650&set=pcb.2315237895409203

向かって右側は、海辺に下りられるようになっていて、特に綺麗なのが、ムリ橋を渡った後の、ムリ島側の海辺。
Facebook の写真→ https://www.facebook.com/photo?fbid=2315257208740605&set=pcb.2315237895409203

ムリ橋を渡ってから、この海辺に下り、しばらく歩くと、天国のような綺麗な海が広がっていて、ここは遠浅になっていて、海の方にしばらく歩いて行けて、本当に天国に召されるかと思いました。

ここから、海辺をしばらくずーっと歩いて行くと、パラディ・ドゥ・ウベア前のビーチに至り、ここは宿泊者以外でも遊ぶことができ、ネットによるとシュノ―ケリングスポットみたいですが、珊瑚があるわけではなかったです。

ウベア島から見て向かって右側の、ムリ橋を渡る前の、ウベア島側も綺麗で、私はここでもしばらく座ってゆっくりしたり、しばらく歩いて行ったりしました。

ムリ橋は、ウミガメスポットです!!

ムリ橋の真ん中で、上から近くの水面を30分も見ていると、ウミガメが水面に顔を出して息継ぎをする姿を、3、4回は見ることができました。
感激~!

ムリビーチ&ムリ教会

ムリ橋を渡って、ムリ島側の車で5分位の所に、映画「天国にいちばん近い島」で、原田知世がエイに刺されるシーンが撮影されたという、絶景ビーチがあります(別名「トモヨビーチ」)。
Facebook の写真→ https://www.facebook.com/photo?fbid=2315257645407228&set=pcb.2315237895409203

私は、ここが本当に「トモヨビーチ」なのかわからず、まわりを歩きまわって、近くにネットに載っていた「ムリ教会」があったので(広い通りのバス停の前に、南洋杉が立ち並ぶ広めの道があり、そこをまっすぐ行くと教会がある)、ここだろうと勝手に思い、シュノ―ケリングをしたり、海辺の椰子の木の下でのんびり海を眺めたり、散策して、教会の写真を撮ったりして一日を過ごしました。

本当に綺麗な海ですが、シュノ―ケリングすると、意外と珊瑚とかはなく熱帯魚もほとんどいません。
海辺から眺めるのが一番綺麗かも。
私以外ほとんど誰もいなくて、絶景ビーチをひとり占め、何時間も海辺でのんびりして、至福のひとときでした。

ムリビーチも素晴らしいですが、時間が限られている場合、ゆっくりするなら上述のムリ橋周辺のムリ島側の遠浅の所の方が良いかもしれません。

ムリ教会は、カラフルでかわいい外観の古い教会で、中にも入れて、階段を上って鐘つき場とかも見学して、そこから見る教会もきれいでした。
海外で教会に入ったのは初めてで、古くても本当に美しいっていうか、敬虔な人々の信仰心が伝わってくるようで、厳かな気持ちになりました。

土曜日だったためか、最後、夕方になったら掃除道具を持って高校生くらいの年頃の女の子が2人来て、掃除を始めて、ボランティアなのかな、偉いな、と思いました。
この島の人たちはみんな人懐っこくて、私みたいなアジア人がうろうろしてるのが珍しかったのでしょう、じろじろ見てましたが、帰る時は手を振ってくれて、フレンドリーでした。

海辺に結構野犬がいて、こわかったです。。
夕方頃になると、2頭位近づいてきて、早々に荷物をまとめて帰り支度しました。

でも、ひとりとても人懐っこいかわいい茶色のわんこがいて、ムリ教会の方に行く時とかついて来て、超かわいかったです(写真も撮ったけど。。 泣)。

帰りのタクシーは17時頃と約束してたので、バス停の所で待っていると、タクシーが来てくれて、無事宿に帰れました。

私は遠い宿に宿泊でしたが、上述の通り民宿「ココティエ」は、ムリ橋から徒歩圏内で、ムリ島側にあり、そこから更に2、30分も歩けば多分、ムリビーチに着くと思います。
徒歩ではちょっときついかもしれませんが、レンタサイクルなら楽に行けるでしょう。

ウベア島は、バスもあるみたいですが、走っているのを見かけることはありませんでした。

私の宿のご主人によると、宿の近くにバス停があるらしく、ムリ橋に行く場合、行きが早朝6時位?で帰りが11時代でそれ一本のみということで、ゆっくり観光したかったので、安いけどバスは諦めてタクシーにしました。
バスは本数が少ないみたいです。

ウベア事件19人の慰霊碑

中部のワドリヤ地区にウベア事件の立派な慰霊碑があります。
事件の犠牲者の写真や名前が書かれたプレートが掲示されていました。


ウベア事件とは:フランスが島の乱開発を推進することを許さず、自分たちの風習や伝統を守ろう。。そのためにはフランスからの独立を図ろうと考える地元カナック族の独立派の人々が、1988年4月22日にフランス憲兵隊宿舎を襲い、検事代理1名を含む30名を誘拐、洞窟に監禁します。
この時、不幸にして警官4名が死亡しています。

穏便な解決を図るべく奔走する軍人が頑張る一方、フランスでは大統領選挙と地方選挙が近づいていた国内事情から、強行解決は選挙に有利との考えで、10日後には300人以上の海軍、陸軍による強行制圧作戦が行われてしまい、独立派リーダーをはじめとする19名が虐殺されてしまったのです。

もっと、穏便な解決を図る道があったのに。。です。
なお、この事件は「裏切りの戦場・葬られた誓い」という題名で、フランスで映画化されています。


映画「天国にいちばん近い島」の撮影時も、政情は不安定で、1986年に映画が公開された約2年後に、ウベア事件は起こりました。

映画の影響で日本人観光客が増え、2000年に日本人やニューカレドニア諸島開発公社等の共同参画により、ウベア島唯一のホテル、パラディ・ドゥ・ウベアが開業しました。

2004年のネット情報によると、まだまだウベア島へは個人レベルで自由に訪問できなかったらしく、北部では現地人によるヨーロッパ人旅行者への投石も起こったとか。
タクシー等もなく、空港からの移動手段もないことから、個人手配旅行はすすめない、と書かれていました。

私が訪れた2019年には、タクシーもあり、空港から民宿への送迎もあり、だいぶウベア島への個人手配旅行はしやすくなっていたみたいですが、上記のような歴史的経緯があり、島の自然を壊す観光客を歓迎しない現地住民も多いことだと思います。

パラディ・ドゥ・ウベアができたのも、増加する日本人観光客に対応するための措置。

ウベア島の世界一の海を見られて、行けて良かったと思う反面、私のような観光客が行くことにより島の自然は日々破壊されている、ウベア事件の犠牲者の遺族からしたら、日本人も島の自然を壊す張本人に他ならないのです。

そういった複雑な事情も知らず島を訪れ、知らなかったおかげで島を無邪気に満喫できたとは言え、知ってしまった今となっては、私も現地の人から白い目で見られていたのかもしれないし、島の自然を土足で踏みにじってしまったのかもしれない、と複雑な思いです。

このことはイル・デ・パン島についても言えることで、あの時は両島を訪れる一生に一度のチャンスだったので、後悔はしていないけど、どこを訪れる時も自然を破壊してるんだという意識を忘れてはいけない、と思いました

(日本の沖縄離島、西表島の「ニラカナイ西表島」というリゾートホテルで働いた時も、そこは地元住民の建設反対を押し切って建てられ、今も環境汚染に対する反対運動は続いている、そういった責任を忘れてはならない、という看板を見たので、私もそういう環境汚染に加担している、と感じたことを思い出し、日本でもそういう自然豊かな地域を訪れる時は忘れてはならない、と思いました。

ニラカナイ西表島は、ウミガメの産卵で有名なビーチのそばにあり、ホテルの灯りのせいで、孵化したウミガメが海に戻れないということが起きており、そのことも問題となっていて、宿泊客に、夜灯りをできるだけ早く消すように呼びかけられています。)

投稿者: aya

関西で生まれ育ち、鳥取県の大学を卒業後、某地方公共団体に勤め、29歳で退職、四国、北陸各地で農業で働き、北海道では、農業、酪農、スキー場で働き、沖縄離島で調理等で働き、その後、地元でパン製造のバイトをし、退職後、オーストラリア、ニューカレドニア、ヨーロッパ、カナダに約4カ月、初の海外旅行。

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